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秋の空「うろこ雲」

雲には高さや厚み、形状で10種類に分類されます。
(「十種雲形」と言います。)



有名どころでは、雷が鳴り災害に直結する「積乱雲」。 よくお坊さんの頭の形に似ている事から「入道雲」とか、雷がなるので「雷雲」とか言いますね。 また、梅雨などに「しとしと雨」を降らせるのが「乱層雲」。 別名、ズバリ「雨雲」です。 「集中豪雨」など短時間に一気に雨を降らせるのが「積乱雲」 梅雨のように弱いが長時間降らせるのが「乱層雲」と覚えておけばわかりやすいでしょう。 それ以外の雲はあまり雨を降らせません。 9月に入り、秋が深まってきますと天気の移り変わりが早くなってきます。 この時期、ふと空を見上げるときれいな「うろこ状」の雲を見る事があります。 これが「うろこ雲」。



魚のイワシの魚群に似ている事から「イワシ雲」とか、サバに似ているから「サバ雲」という言い方もします。俳句で秋の季語としてもよく使われます。
気象学的には「巻積雲」(けんせきうん)と言います。
この「うろこ雲」、低気圧前面で発生することが多く、この雲が見えた約半日後には雨が降ると言われます。
ちなみに「地震雲」とも言われることがありますが、地震前兆の科学的根拠は無いようです。

今や科学が進歩し、天気予報もご存じのように科学的根拠に基づきスーパーコンピューターで解析し予想しています。
しかし、昔は目に見える現象で予想をして生活に役立てていました。

たまには空を見上げて、「夕焼けが出ているから明日は晴れるかな」とか「うろこ雲が出ているから明日は雨かな」とか予想してみるのもリラックスできて、面白いかも知れませんね。



これから朝晩更に冷え込んできます。 風邪をひかないように注意したいものですね!

セトラ宇多津 by予報士


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