殺陣(たて)に挑戦しています
友人からのお誘いで他社の殺陣部に参加させていただいています。
※もしご存じない方がいらっしゃいましたら…
殺陣とは、演劇・映画・テレビドラマで俳優が格闘シーン時に素手素足
もしくは武器を用いた演技のことです。(Wikipediaより抜粋)
主に刀を教わっているのですが、当然ながら日常生活で刀を使うことなどないので、
姿勢から苦労しました。
背筋を伸ばすよう教育をされている現代人はこの姿勢に馴染みがないようで、
やっと感覚を掴んできたものの、気を抜くとすぐ戻ってしまいます。
この姿勢がきちんとできている人は一見可憐な女性であっても
刀を構えると立ち姿が勇ましく本当にかっこいいので、是非身につけたいものです。


殺陣は剣道と違って勝ち負けを競うわけではないので呼吸を合わせて動かなければならず、
みんなで一つの作品を作るってこういうことだなとしみじみ感じます。
斬れない模造刀とはいえ、切先を首元に振り下ろされる感覚は血の気が引きます(^^;)が、
強い自分を演じることで、普段表に出てこない一面や意外な才能を知るきっかけにもなりました。
日々ここには書ききれないほどの学びがあります。
もともと役者さんに限らず表現者に対する敬意が強くあったので、自分も体験することで
表現することの楽しさや難しさを身をもって感じることができ、ますます尊敬の念が増したように思います。
今までと違う視点から刀を振るう作品を観ることができるようになったことも解釈が深まったような気がして嬉しいです。
友人は舞台に出る夢が叶うと喜んでいたのでそばで応援しつつ、私も上達していきたいと思います。
総務部 Y