Cafeブログ.1「お気に入りの本を照明に」

今回ご紹介するのは、高松市丸の内に佇む「SALON NAKAZORA」
訪れた瞬間からお洒落な照明に囲まれ、心の温度が少しだけ上がるそんなお店です。

間接照明の暖かさを感じる落ち着いた店内は、
住宅づくりに携わる私たちにとっても思わず“参考にしたくなる”心地よさ。
照明の使い方、素材の組み合わせ、席の配置。
どこを切り取っても真似したくなる そんな空間となっております。

ゆっくりと落ち着いた時間が流れる中でいただくコーヒーは、香りも味わいも、記憶に深く残るそんなひと時を感じることができました。

店内を見渡していて、ふと心を奪われたのが
マスターがとっておきの本を“照明”として飾っている演出でした。

お手洗いにそっと灯るのは、お気に入りの小説。
本は読むもの”そんな常識を捨て、インテリアの一つとしてお気に入りの空間を演出。

一方で、カフェスペースには雑誌を使った照明が一際目を引きます。
お気に入りの雑誌のひとコマを切り取った誌面が光を受けることで、まるで空間そのものが“読み物”になったような感覚にさせてくれます。

住宅でも、照明の選び方ひとつで空気感ががらりと変わりますが、NAKAZORAのこのさりげない遊び心は“暮らしを楽しむ”ヒントそのものでした。

皆さまも、ご自身の好きな本をとっておきの照明に変えてみませんか？
日常の風景が少しだけやさしく変わり、きっとお気に入りの空間となります。

SALON NAKAZORA
https://www.nakazora.jp/salon