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日本最古の・・・・

こんには。
中庭住宅一の文化人?の8です。
4月4日~4月20日まで公演の金毘羅歌舞伎を見に行ってきました。
昔、少年サンデーで連載していた、「國崎出雲の事情」という歌舞伎のマンガを読んで
歌舞伎を見てみたいと思っていましたが、今まで機会も無く今回やっと見る事が出来ました。
因みに今、少年サンデーで能のマンガを連載しており、密かに能を見て見たいと思っています。


13日の日曜日に見に行く事になったので、席を取りやすい午後の部を見ました。
(日曜日の朝は、県外からの人が前泊し、見てから帰る所為か、席が埋まるのが早いと思います。)
午前の部の演目は、「毛谷村」と「魚屋宗五郎」
午後の部の演目は、「蜘蛛の拍子舞」と「らくだ」です。
午後の部では、TV等を殆ど見ない私でも知っている中村 獅童さんが、「らくだ」の久六役で出てくれてます。


金毘羅歌舞伎の公演がある金丸座です。
金丸座は、日本最古の芝居小屋で天保6年(西暦1835年)で190年前に建てられたそうです。
明治33年に金丸座と名付けられ、昭和45年に国の重要文化財に認定されました。
途中、移築や改修も行われているようで、興味のある方は、Wikipediaで確認してもらえたらと思います。


今回は予約を取るのが早かったので、舞台より3列目の仮花道側の席を取る事ができました。
入館すると、お茶子さんが席まで案内をしてくれます。
席は非常に狭く、胡坐をかいて座るのがやっとくらいで、長い公演時間に不安になります。
後から入って来た列の真ん中のお客さんは、写真の真ん中に映っているお茶子さん後ろの大引きの様な所の上を歩いて席まで行きます。


席は狭いですが会場内は、かなり広いです。
天井も高く、どの席からも舞台が見やすいように作られていると感じました。
因みに、金丸座の入場の際の入り口は、扉の下半分しか開けてくれません。
これは、入場し難くする事で人が雪崩れ込んでケガやトラブルを起こさない様にする為だそうで
建物自体に色んな工夫がされています。
目にする事はできませんでしたが、役者さんが演じる為に仕掛けが、あちらこちらにあるそうです。


舞台が始まると撮影、録音等が禁止されていますので演目中の写真はありませんが午後の部の第一部、「蜘蛛の拍子舞」ですが
源頼光に薬を届けに来た女性が実は蜘蛛の化身で頼光の命を狙って来たが正体がバレて一度は逃げますが、葛城山で恐ろしい姿で
頼光と貞光、雷電入道、阪田金時(所謂、金太郎です。マンガ「銀魂」の主人公、坂田銀時は、ここからきています。)と闘って
蜘蛛の化身が倒されるというストーリーです。
第二部の「らくだ」は、元々が落語の話を舞台化している為、吉本新喜劇のように楽しめました。
嫌われ者の馬太郎がフグを食べて亡くなり仲の良かった半次が、久六(中村獅童さんが演じてます。)
と一緒に、馬太郎(死体)を担いで、長屋の大家さん所へ行き、馬太郎を後ろから操って踊って
大家からお酒と肴、香典を貰う約束をします。
その後、丁稚の子供(獅童さんの実息の陽喜君、夏幹君)が、お酒を持ってきます。
上下関係が上の半次から、酒を飲んだ下の久六(酒癖が悪い)へ変わり、コミカルに話が進んでいきます。
気が付けば、あっという間に終わります。
途中、中村獅童さんが、客席に乱入したり、丁稚役のお子さんとの絡みの時に、「親の顔が見て見たい」とか言ったりで笑わせてくれます。
最初、席が狭いと感じてましたが物語にグイグイと引き込まれて、何とも思いませんでした。
また、来年も公演があれば行こうと思います。


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