Blog スタッフブログ

瀬戸内海歴史民俗資料館

五色台にある瀬戸内海歴史民俗資料館が、国の重要文化財に指定されたという事で、
さっそく行って来ました!


この建物は香川県土木部建築課長であった、山本忠司さんの設計で1973年に完成しました。(今から52年前)
中庭とその周囲を回遊する動線計画で、正方形の展示室を自然の地形にあわせて上下左右にずらして配置しており、
各所で大きな開口部を設けて、内外が連続するような空間になっています。


一部の展示室の外壁には、基礎工事で出てきた安山岩を積んでいて、周囲の自然環境との調和を図っています。


展示室から一度外へ出たり、室内に入ったりする動線なので、
変化があって面白いです!


開口部が大きく、通路もとても明るいです。


屋上へと続く階段は、片持ち階段で、少し怖いです(笑)
階段手摺は、神社の玉垣をイメージして作られたそうです。


屋上からの景色は、瀬戸内海を一望でき、とても気持ちがいいです。


展示物は、瀬戸内海周辺で生活している人の漁業の道具や船、
お祭りの神輿などが展示されていて、昔の人の生活や歴史を感じ取ることができます。


私が一番気に入っているところは、順路を表すサインが、
お遍路さんのための「道しるべ」のようになっているところです。
面白いですよね。

この様に、香川県にはすばらしい建築が、まだまだ沢山あると思います。
次回、また名建築を探しに行ってみたいと思います。
                        工務課A


おすすめコンテンツ

香川県(高松市・東かがわ市・さぬき市・丸亀市・三豊市)の木造注文住宅の新築一戸建てなら、中庭住宅にお任せください。

一覧に戻る

住宅に関することならお気軽にご相談ください