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瀬戸内海歴史民俗資料館

五色台にある瀬戸内海歴史民俗資料館が、国の重要文化財に指定されたという事で、
さっそく行って来ました!


この建物は香川県土木部建築課長であった、山本忠司さんの設計で1973年に完成しました。(今から52年前)
中庭とその周囲を回遊する動線計画で、正方形の展示室を自然の地形にあわせて上下左右にずらして配置しており、
各所で大きな開口部を設けて、内外が連続するような空間になっています。


一部の展示室の外壁には、基礎工事で出てきた安山岩を積んでいて、周囲の自然環境との調和を図っています。


展示室から一度外へ出たり、室内に入ったりする動線なので、
変化があって面白いです!


開口部が大きく、通路もとても明るいです。


屋上へと続く階段は、片持ち階段で、少し怖いです(笑)
階段手摺は、神社の玉垣をイメージして作られたそうです。


屋上からの景色は、瀬戸内海を一望でき、とても気持ちがいいです。


展示物は、瀬戸内海周辺で生活している人の漁業の道具や船、
お祭りの神輿などが展示されていて、昔の人の生活や歴史を感じ取ることができます。


私が一番気に入っているところは、順路を表すサインが、
お遍路さんのための「道しるべ」のようになっているところです。
面白いですよね。

この様に、香川県にはすばらしい建築が、まだまだ沢山あると思います。
次回、また名建築を探しに行ってみたいと思います。
                        工務課A


学びある4月例会

【4月例会】

先日はサンポートのシンボルタワーにて、武蔵境自動車学校の高橋会長をお呼びしての勉強会でした。当日は347名を超える方々にご参加いただき、そのうち社員協力業者約100名で参加し大変学びのある勉強会となりました。運営にてオンラインの不具合がありましたがこの点は大変に反省している点です。次回は同じ失敗をしないように改善していきます。
今回の勉強会が良い家づくりにつながりますように。

ーこうめい


感激...ミラノサローネ!




先日、イタリア・ミラノで開催されたミラノサローネに行ってまいりました。
社員2名、協力業者の方2名、そして全国から集まった志ある建築士の先生方と共に見学させていただき、たくさんの刺激を受けました。

世界中から集まった家具や照明、空間づくりのクリエイターたちの情熱に触れ、学びの多い時間でした。
できることなら、今後も社員たちにこのような体験の機会を定期的につくりたいと感じています。

ご一緒いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

― こうめい


日本最古の・・・・

こんには。
中庭住宅一の文化人?の8です。
4月4日~4月20日まで公演の金毘羅歌舞伎を見に行ってきました。
昔、少年サンデーで連載していた、「國崎出雲の事情」という歌舞伎のマンガを読んで
歌舞伎を見てみたいと思っていましたが、今まで機会も無く今回やっと見る事が出来ました。
因みに今、少年サンデーで能のマンガを連載しており、密かに能を見て見たいと思っています。


13日の日曜日に見に行く事になったので、席を取りやすい午後の部を見ました。
(日曜日の朝は、県外からの人が前泊し、見てから帰る所為か、席が埋まるのが早いと思います。)
午前の部の演目は、「毛谷村」と「魚屋宗五郎」
午後の部の演目は、「蜘蛛の拍子舞」と「らくだ」です。
午後の部では、TV等を殆ど見ない私でも知っている中村 獅童さんが、「らくだ」の久六役で出てくれてます。


金毘羅歌舞伎の公演がある金丸座です。
金丸座は、日本最古の芝居小屋で天保6年(西暦1835年)で190年前に建てられたそうです。
明治33年に金丸座と名付けられ、昭和45年に国の重要文化財に認定されました。
途中、移築や改修も行われているようで、興味のある方は、Wikipediaで確認してもらえたらと思います。


今回は予約を取るのが早かったので、舞台より3列目の仮花道側の席を取る事ができました。
入館すると、お茶子さんが席まで案内をしてくれます。
席は非常に狭く、胡坐をかいて座るのがやっとくらいで、長い公演時間に不安になります。
後から入って来た列の真ん中のお客さんは、写真の真ん中に映っているお茶子さん後ろの大引きの様な所の上を歩いて席まで行きます。


席は狭いですが会場内は、かなり広いです。
天井も高く、どの席からも舞台が見やすいように作られていると感じました。
因みに、金丸座の入場の際の入り口は、扉の下半分しか開けてくれません。
これは、入場し難くする事で人が雪崩れ込んでケガやトラブルを起こさない様にする為だそうで
建物自体に色んな工夫がされています。
目にする事はできませんでしたが、役者さんが演じる為に仕掛けが、あちらこちらにあるそうです。


舞台が始まると撮影、録音等が禁止されていますので演目中の写真はありませんが午後の部の第一部、「蜘蛛の拍子舞」ですが
源頼光に薬を届けに来た女性が実は蜘蛛の化身で頼光の命を狙って来たが正体がバレて一度は逃げますが、葛城山で恐ろしい姿で
頼光と貞光、雷電入道、阪田金時(所謂、金太郎です。マンガ「銀魂」の主人公、坂田銀時は、ここからきています。)と闘って
蜘蛛の化身が倒されるというストーリーです。
第二部の「らくだ」は、元々が落語の話を舞台化している為、吉本新喜劇のように楽しめました。
嫌われ者の馬太郎がフグを食べて亡くなり仲の良かった半次が、久六(中村獅童さんが演じてます。)
と一緒に、馬太郎(死体)を担いで、長屋の大家さん所へ行き、馬太郎を後ろから操って踊って
大家からお酒と肴、香典を貰う約束をします。
その後、丁稚の子供(獅童さんの実息の陽喜君、夏幹君)が、お酒を持ってきます。
上下関係が上の半次から、酒を飲んだ下の久六(酒癖が悪い)へ変わり、コミカルに話が進んでいきます。
気が付けば、あっという間に終わります。
途中、中村獅童さんが、客席に乱入したり、丁稚役のお子さんとの絡みの時に、「親の顔が見て見たい」とか言ったりで笑わせてくれます。
最初、席が狭いと感じてましたが物語にグイグイと引き込まれて、何とも思いませんでした。
また、来年も公演があれば行こうと思います。


桜の季節ももう終わりポカポカと気持ちの良い日が続いてますね。

先日多度津の桃陵公園にお花見に行ってきました!
小さい頃から毎年ここの桜を見て育ちましたが、変わらない綺麗さで心が癒されました。

春先からの日焼け、季節の変わり目の熱中症に十分お気をつけください!
工務課 ono



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