注意喚起
アフターメンテナンス担当の高尾です。
最近お客様からエコキュートの貯湯タンクの水抜きについてのお問合せが増えています。
その理由は、突然見知らぬ営業マンが来て「エコキュートの無料点検をしませんか？」や「貯湯タンクの水抜きをしないとエコキュートが壊れる恐れがあるので、無料で水抜きをしませんか？」と言われて、どうすれば良いのかといった相談のお問合せです。
私が相談を受けた時は、この事がきっかけで太陽光等の商品の売り込みや詐欺の危険性が考えられる為、お断りする様にお伝えしています。
貯湯タンクの水抜きについては、取扱説明書や本体に貼っているシールに仕方が記載されています。
年に2～3回、貯湯タンク内の汚れを排出する事でフィルターの目詰まりやお湯の濁りを防ぐことが目的です。
私個人の考えは水抜きをしていない事が原因で、エコキュートの寿命が短くなるとは思っていません。我が家のエコキュートは、一度も水抜きをせず11年が経ちましたが、特に不具合無く使用できています。
お湯を使った時に濁りがある場合は、水抜きをして下さい。メーカーによって水抜きの仕方が変わりますので、取扱説明書を確認して行って下さい。
使用して3年ぐらいでパッキンが劣化しホースの継手から水漏れすることもありますので、エコキュートを置いている土台のコンクリートが常に濡れていないか、気にしておく事をお勧めします。
エコキュートの寿命は10～12年ぐらいと言われています。私の感覚では、冬場で特に年末年始頃に壊れてしまう事例が多い様に思います。
全てのエコキュートが対象ではないですが、買い替えの際は補助金もありますので、10年を超えて使用している方は早めに交換を考えましょう。
